特集は、JNN中四国各局が紹介する、コロナ禍に自宅でも味わえる「お取り寄せグルメ」です。
「美しい星の町」にちなんだスイーツです。
（谷口アナ）
「とっても見晴らしがいいですね、きれい、こちらは美星天文台。実はこの町、星の郷と呼ばれているんです」
澄んだ美しい星空が広がります。
岡山県井原市、その名も「美しい星の町」と書いて美星町です。
このエリアには海上保安庁の旧観測所のほか、宇宙ゴミの観測を行うJAXAの施設、国内屈指の公開天文台、「美星天文台」があります。
（美星天文台 中内弘さん）
「こちらが望遠鏡ドームになります。この望遠鏡鏡の直径が101cmあります、ですから、1m望遠鏡ということになりますね」
直径7mのドームの中にある101cm望遠鏡。
1993年の開館当時、一般に公開されている望遠鏡のなかでは最も大きかったといいます。
この望遠鏡を使えばなんと、昼でも星が見えるということです。
日が沈み、夜になれば満天の星空が広がる美星町。
昨年11月、「星空版の世界遺産」とも称される「星空保護区」に認定されました。
地域住民の取組みを評価する「コミュニティ部門」での認定はアジア初です。
美星町では30年以上前に国内初の「光害防止条例」を制定、上空に光が漏れない街灯に取り替えるなど、地域全体で美しい星空を守ってきました。
（美星天文台 中内弘さん）
「光害防止条例をつくって30年間頑張ってきたという、その成果が国際的に認められたとやはり、美星町の取り組みにも注目してもらって、できれば同じようなことをほかの自治体でもどんどん進めていただきたいと思っています」
美星町内のペンションの1階にある「cafeILPATATA」。
「美しい星の町」の魅力を全国に発信したいとあるスイーツを作りました。
昨年4月から販売を始めた「星降る濃厚たまごプリン」…美星町の町の名にちなんで名付けられました。
その特徴は…。
（喜楽 川上直哉 社長）
「これはね、牛乳、生クリーム、星の里たまご・オリジナルプリンと比較すると、たまごの量は1.5倍ぐらい」
美星町の養鶏場で生産された「星の里たまご」はうまみが強く濃厚だといいます。
この卵をふんだんに使いひとつひとつ丁寧に作り上げていきます。
（谷口アナ）
「おいしそう、いただきます、おいしい、すごくなめらかですね」
（喜楽 川上直哉 社長）
「食感は結構こだわってますんで・素材の味が感じられるバランスというか、それを結構追求しましたんで」
贈り物にも喜ばれそうなこちらのプリンは、通販サイトで販売されています。
（喜楽 川上直哉 社長）
「おいしいものとか、スイーツとか、結構いまお取り寄せとかで人気もある商品なので、そういうものを通じてですね、やっぱり美星のことをより多くの人に知っていただきたいと思います」
世界にも認められた美しい星の町、井原市美星町。
星空に思いを寄せながら「星降る夜」のスイーツを味わってみてはいかがでしょうか。
（2022年1月5日放送）
RSKニュース：https://www.rsk.co.jp/news/
RSK山陽放送：https://www.rsk.co.jp/
#スイーツ #お取り寄せ #プリン
